Happy Sevenday’s Diary

日々の生活の中で感じたことを書きます。

コンクリート診断士試験へ向けての勉強方法[問題集編]

 今回は試験勉強の中心とも言える問題集の進め方です。

 

 以前にも書きましたが、私はセメント新聞社から出ている問題集を使用しました。この問題集は60講にまとめられており、講ごとに解説と択一式の練習問題(主に過去問より抜粋)が記載されています。その次に、論文の過去問と解答例(過去5年分)があります。そして、最後にまた60講の講の順番で択一式の過去問(過去5年分)があります。ここでも、問題のすぐあとに正解と問題解説のがあるので、いちいちページをめくって確認する手間がいりません。ただ、問題を解いている途中で答えが目に入らないように隠すような工夫は必要です。

 構成も良く、問題の解説も分かりやすかったのでこの問題集はホントおススメです。

 ことわっておきますが、私はセメント新聞社の社員でもなければ、利害関係者でもありません。この問題集のおかげで合格できたので受験されるみなさまに紹介しているだけです。

 

 それでは、勉強の進め方です。

私の場合は、試験までに択一式の部分を4回ほど最初から最後まで繰り返しました。

1回目は、知識がほとんどなく、問題があまり解けないので、読書感覚で通して読んでいきました。

2回目は、講の解説をしっかり読んだあと、問題も解いていきました。力がまだあまりついていないので、問題を解く時間をあまり長くとらずに、分からなければすぐ答えと解説を見て進めました。

3回目は、じっくり問題を解いていきました。そして、解けなかった問題はしっかり解説を読み、コンクリート診断技術の該当ページも読んで関連項目も再確認しました。

そして、4回目です。このころになると試験まで1ケ月をきっておりましたので、最初から問題を解いていきますが、どの講(分野)が得意、不得意かを明確にしていきました。講ごとに練習問題が全部正解であったところは、講の最初のページに鉛筆で○をつけていきました。過去問も正解した問題には○をつけていきました。

 4回目が終わったら、あとは不得意なところを重点的に進めていきました。

 

 問題が解けるようになったら、自分の得意分野、不得意分野を把握する必要があります。実際の試験問題は自分の得意なものばかりではないので、不得意分野の点をのばす努力がいります。ここが合否を分けるポイントではないかと思います。

 私は構造に関する計算問題があまり得意ではありませんでしたので、試験直前はそこを中心に勉強しました。今年度の試験は構造に関する計算問題は1問でしたが。。。しかも、エイヤーで正解でした。これも、直前にがんばったおかげだと思っています。

 以上、問題集における択一式の勉強方法を終わります。