コンクリート主任技士試験中の頭の中2
こんにちは。
前回の続きです。
何度も断らせていただきますが、×(不正解)の問題は私の考えが間違っているということなので、反面教師的に捉えていただければと思います。また、正解している問題もプロセスが間違っているかもしれませんのでご了承ください。
今回は、問題6〜10です。
6 (4)○
AE剤、高性能減水剤、高性能AE減水剤はそれぞれ減水率が規定されている。
しかし、流動化剤は減水率が規定されていなかったと思う。
7 (3)○
まず曲線Cに着目。含有炭素量が増えるにつれて減っているので“伸び”だ。
答えは(3)か(4)に絞られる。
曲線AとBはどちらが引張強さでどちらが降伏点か。当然のことながら、同じ炭素含有量であったなら、引張強さ > 降伏点 だから(3)
8 (4)×
正しいもの…。
粗骨材の最大寸法を小さくしたら、粒度が小さくなり、水がたくさんいるはず。その上、小さくなった粒度調整のため細骨材率を小さくするのは適当ではないか。
9 (1)○
水 セメント S G
計画 175 330 885 546 ・・・1936kg/m3
試験練り 1956kg/m3
体積 175L 104.4L 337.8L 332.9L 合計 950.1L
空気量 1000 − (950.1×1956/1936)= 40.08 L よって 4.0%
10 (1)○
単位粗骨材絶対容積 0.32m3/m3から、G 320L
細骨材率48%なので、 S:320 = 48:52 となり、S 295L
空気量が4.5%なので、45L
すると、セメント+フライの体積は、1000−160−320−295−45=180L
粉体容積の30%がフライなので、180×0.3= 54L
セメントは、180−54=126L
フライの単位量は、54×2.28=123.12kg/m3
今回はこれまでです。
計算問題は、手打ち文章での再現がなかなか難しいですが、ある程度は試験時の熱量を伝えることができたでしょうか。
それではみなさんの健闘を祈ります。