コンクリート主任技士試験中の頭の中4
今回は問題16〜20です。
それではさっそく始めます。
16 (2)×
各材料の許容計量誤差は
水±1% セメント±1% 骨材±3% 混和剤±2% 高炉スラグ微粉末±1%
混和剤±3%
(1)〜(4)の選択肢で水は全部同じ。
セメントは281×2=562 ±1%だから 556.4〜567.6の間(3)と(4)が消える。
微粉末は111×2=222 ±1%だから220〜224の間(2)が消える。
細骨材は表面水率2.8%だから711×1.028=731 731×2=1462 ±3%だから1418〜1506の間(1)が消える。
………選択肢が全部消えた。微粉末が±1%じゃないかもしれないから、(2)にしておこう。
17 (3)○
(ア)配合強度
A 27+2.5×2.1=32.25
B 27+2.0×2.6=32.2 正しい
(イ)呼び強度の強度値を下回る確率
A 正規分布の32.25から27までの面積2.5
B 正規分布の32.2から27までの面積2.0
下回る確率なので全体から引き算したときにAのほうが小さくなるから、確率が低い。 正しい
(ウ)36を上回る確率
A 正規分布の32.25から36までの面積3.75/2.1=1.79
B 正規分布の32.2から36までの面積3.8/2.6=1.46
上回る確率なので全体から引き算したときにAのほうが小さくなるから、確率が低い。 正しい
18 (4)○
(1)正しいと思う。
(2)
(3)正しい。
(4)現場に行って荷下ろしして帰ってくるまでにかなり時間がかかることもあるし、それから3時間以内だったら遅すぎるのではないだろうか。
19 (2)○
(1)正しい。
(2)下向き配管は重力で粒径の大きいものから落下するので閉塞しやすい。
(3)正しい。
(4)正しい。
20 (4)○
(1)正しい。
(2)正しい。
(3)正しい。
(4)打継ぎ部は、乾燥ではなく散水しなければならない。
この頭の中編を書くときには、まだまだ試験中の緊張感を思い出しますし、できなかった問題の悔しさがこみ上げてきます。
間違った問題の思考をみなさまにさらすのは少し恥ずかしいですが、試験中の臨場感を少しでもお伝えできればと思います。
それでは今回はここまでです。